やっと声出るようになったけど咳が止まらなくてマスク着用の毎日。
昔からマスクは嫌い。
理由は何か変だから。かわいくないし。
でもそんな事言ってられなくて、薬局で買った
50枚入り600円くらいだったチープな使い捨てマスクをしてゴホゴホしながら
歩いてたら声をかけられた。
「あの〜マスク似合いますね」
「それはいい意味で悪い意味で?」
「もちろんいい意味ですよ!」
私に声をかけてきたのは、オレンジのダウンを着たぽっちゃりした
人のよさそうな青年だった。手にはスケッチブックと色鉛筆を持っていた。
「是非そのマスク姿を描かせてもらえませんか?5分で終わるので」
もちろん断った。
化粧もろくにしてなかったし熱で顔が赤かったし。
人ごみの中で絵を描かれるって恥ずかしいし。
それにこんな私の姿よりも、他に描くものがあるんじゃないのか?って思って。
しかし、その青年の押しの強い事。
勢いに負けて「5分で終わるならいいけど・・・」って引き受けてしまった。
青年は現在、絵の学校に通いながら、普段から気になったものを
スケッチブックに描いてるそうだ。
青年は絵を描きながら、私が着てた白のダウンと
マスクの白がコーディネイトされてるだとか、
こんなにマスクの似合う人いないですよとか
やけに強引に褒めてきたから、恥ずかしくなってきて、
しまいには宗教に勧誘されたらどうしよう?とか不安に
なってたら、絵が完成。
で、できあがった作品がこちら。

青年には連絡先を聞かれる事なく書き終わったらすぐバイバイしてきました。
よかったよかった。
妹に見せたら手とバックの持ち方が、私そっくりだって。
次の日も相変わらず、風邪が治らないから、力付けようと思って鰻食べました。

でも力が付きませんでした。

